Google Analytics(アナリティクス)がセッション定義を変更しました。
【変更前】
次のいずれかに当てはまる場合、新しいセッションとして計測されます。
【変更後】
次のいずれかに当てはまる場合、新しいセッションとして計測されます。
セッションの定義は重要なので、ご参考になれば幸いです。
【参考】
Update to Sessions in Google Analytics (Google Analytics Blog)…
Google Analytics(グーグルアナリティクス)のデータを直接インポートできるExcel用アドイン『Excellent Analytics』1.0.0.48が公開されました。
主な変更点

(注)Excellent Analytics 1.0.0.48を使用するには『Microsoft .NET Framework 4.0』が必要です。
参考
GMO メイクショップが運営するオンラインショップ構築ASP『MakeShop(メイクショップ)
』が、Google Analytics(グーグル アナリティクス)の e コマース機能に完全対応しました。
今回のアップデートにより、MakeShop でもキーワードや参照サイトなどのコンバージョン測定が可能になりました。
MakeShop は独自ドメインや携帯ネットショップに対応しています。
15日間の無料お試し期間もありますので、お手軽なショッピングサイト構築サービス(レンタル ショッピングカート)をお探しの方はどうぞ。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)を利用されている方の中には、マイクロソフトExcel を使用してデータを分析されている方も少なくないかと思います。
今回はAnalytics のデータをExcel に直接インポートできるExcel 2007 用のアドイン・プラグイン『Excellent Analytics』(英語、MITライセンス、Ver. 1.0.0.40)をご紹介します。
※下記内容は、2009年8月27日現在の情報をもとに執筆されています。
※Excellent Analytics の使用に必要な環境は、下記の通りです。
Windows XP または Vista
Microsoft Excel 2007

ウェブ解析に関する洋書『Web Analytics: An Hour a Day(Avinash Kaushik 氏著)』は、ツールに依存しないウェブ解析の基礎習得に主眼を置いた書籍です。アクセスログ解析ツール「Analog(アナログ)」についても触れられていて、Referrer(リファラー)の一覧を読んでいた頃を懐かしみながら拝読できました。
原書『Web Analytics: An Hour a Day』の翻訳版『Webアナリスト養成講座 (CD-ROM付)』が発行されます(書名『Webアナリスト養成講座』はマーケティングを意識したものですね)。ご興味のある方はどうぞ。
…
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Webサイトの利用者がどうやってサイトを訪問したか分かるキーワードや参照元などのトラフィック関連のデータ作成にCookie(クッキー、Cookie名は__utmz、以下__utmz cookie)を使用しています。(下図参照)

Analytics は、無料のアクセスログ解析ツール「AWStats」など、Cookie を使用せずにReferrer(リファラー)のみを使用してレポートを作成するサーバーログ型の解析ツールとは、キーワードなどのトラフィック関連のデータに大きな違いあります。
そこで、今回はAnalytics のセッション数を例に、Analytics のトラフィック関連のデータ、数字を把握する上での注意点などをご紹介します。
さて、突然ですが、ここで問題です。
例えば、2009年6月29日に下記のようなサイト訪問があった場合、Analytics でのキーワードと参照元のセッション数はいくつになるでしょうか。
| セッション(1) | 10:00 | Googleで「アズネット」と言うキーワードで検索を行い、検索結果ページを経由してサイト(www.az-net.com)を訪問した。 |
| 10:10 | Internet Explorer の「お気に入り」にサイト(www.az-net.com)を登録してサイトを離脱した。 | |
| セッション(2) | 13:00 | Internet Explorer |
Google Analytics(グーグルアナリティクス) では、利用者のプライバシー保護のためにWebサイト利用者のIP アドレスを知ることはできません。Analytics では、IP アドレスの代わりに利用ネットワーク(ネットワーク環境)がレポートされるようになっています。
Analytics の利用ネットワーク レポートをご覧になった方は既にお気付きかと思いますが、セッション数の多い利用ネットワークとして「japan network information center」やプロバイダー名(ntt communications corporation やsoftbank bb corp など)が上位に表示されるWebサイトがほとんどではないでしょうか。
多くの企業にとって、利用者のプロバイダー情報をマーケティングに活用するケースは少なく、しかも利用ネットワーク名は主に英語表記であるため、利用者をイメージする際に利用ネットワークを活用する方は少ないかもしれません。
そこで今回は利用者のドメイン(ne.jp やco.jp、ac.jp など)が分かるドメイン レポートの作成方法をご紹介します。
Analytics のカスタム レポート機能を使用して、下記の手順でドメイン レポートを作成します。
先週、マイクロソフトのBing(ビング)をGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の検索エンジンに追加する方法をご紹介しましたが、Analytics のデフォルト検索エンジンにBing が追加されました。
※Bing は、トラッキングコードga.js とurchin.js の両方に追加されています。
ブラウザーのキャッシュに古いトラッキングコードが残っていて、Bing のキーワードをトラッキングできない場合があるかもしれませんが、_addOrganic() を使わずとも、遅かれ早かれ検索エンジンレポートでBing を確認できるようになりました。…
追記(2009年6月10日)
Google Analytics のデフォルト検索エンジンにBing が追加されましたので、addOrganic() を使用して検索エンジンにBing を追加する必要はありません。
※参照:Google Analytics の検索エンジンに「Bing」が追加されました。
マイクロソフトが新検索エンジン『Bing』を公開しました。
そこで、早速Google Analytics(グーグルアナリティクス)で、Bing で検索されたキーワードをトラッキングする方法をご紹介します。
Analytics では、_addOrganic() 関数を使用して、デフォルトで定義されていない検索エンジンを追加できます。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)のe コマース レポートは、その名称からインターネットで通信販売を行うECサイト専用のレポートと捉えられがちですが、ソフトウェアやホワイトペーパーのダウンロード、お問い合わせ、資料請求を目標に設定している企業サイトでも利用可能なレポートです。
e コマース レポートには、企業サイトでも利用者の行動分析に役立つデータが含まれています。
そこで今回は、資料請求を目標に設定している企業サイトを例に、Analytics において、目標のみを設定して投資対効果を評価する上での課題と、e コマース機能(e コマース トランザクションのトラッキング)の導入効果をご紹介します。
Analytics では、コンバージョン・目標達成によって得られる収益を目標値として設定します(右図参照)。
目標値とは、平均コンバージョン バリューなど、投資収益関連の指標の計算に使用される値です。目標に資料請求を設定する場合、目標値は、商品の価格と資料請求によって契約が成立する割合から算出した固定平均値(=価格×(資料請求による成約数÷資料請求件数〈合計〉))を設定します。
目標は、1つのプロファイルにつき4つまで設定できます。
しかし、様々な商品を扱っているサイトであっても、1つのプロファイルでは4つの目標値しか設定できません。従って、取り扱っている商品点数(価格)が多いほど、正確な目標値を設定するのは困難です。
またAdWords などのリスティング(検索連動型)広告を利用している場合、キーワードの投資収益率は、キーワードの広告費用と資料請求の対象となった商品の価格によって大きく異なります。
キーワードの費用帯効果ばかりではなく、サイトの投資対効果を的確に評価するためには、正確な目標値の設定が必要になります。正確性に欠ける数値によって算出された指標を基に、投資対効果を判断するのは大変危険です。
e コマース機能を導入して、資料請求による収益を商品別に設定することで、"より" 正確な指標で投資対効果を的確に判断できるようになります。
ただし、e コマース機能を導入しても、目標値と同様に算出した収益(数値)を設定する状況は変わりません。指標に関する不確実な要素を完全に消し去ることはできませんので、設定している収益は定期的な見直しが必要であることを忘れないでください。
e コマース機能の導入により、商品または商品カテゴリー別に利用者の行動を分析できるようになります。またアドバンスセグメント機能を使用すると、e コマース関連の指標とディメンションによるセグメントでサイトの利用傾向を分析できるのも、e コマース機能導入効果の一つです。
Analytics のe コマース セクションで利用できるレポート