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怖がりと怖いもの知らず・極端なキャラによるドタバタなコメディ - 吉村佳『どろんきゅー(1)』 21 Aug 2013 | 03:33 am

果歩は怖がりなのにオバケに好かれてしまう霊感少女。友人のアキは果歩の怖がっている姿を見るのが大好き。そんな二人のドタバタコメディ4コマ。芳文社『まんがタイムスペシャル』連載。 二人の掛け合いの面白さとオバケのおどろおどろしさが光る作品である。写真には写り込まれ、トイレや寝室は覗かれ、通学路では追いかけられ、街ではナンパされる。年がら年中・四六時中、オバケにつきまとわれて涙目になってしまう果歩の姿...

神堂あらし『お隣さんゲーム』は三姉妹と三兄弟のキャラと関係性が絶妙 - 芳文社『まんがタイムジャンボ』2013年9月号 17 Aug 2013 | 06:40 pm

神堂あらし『お隣さんゲーム』 ゲスト掲載。鶴岡三姉妹と佐々野三兄弟はお隣さん同士。お互いに憧れて、惚れて、ちょっぴり妬いて。六人の間の複雑な想い想われの関係が切なくも可笑しい。舞子、圭介、蘭子、賢司のZ字関係(?)とかおいしすぎてたまらない。最初からこれだけ多くの人物が登場しながら、それぞれのキャラの明瞭さと、関係性の絡み合いによる引きが実に絶妙で、底知れぬポテンシャルを感じる。これはぜひ続きが...

板倉梓『野村24時』のアットホームさに作者のプロ意識を見る - 竹書房『まんがライフオリジナル』2013年9月号 17 Aug 2013 | 04:58 pm

板倉梓『野村24時』 家庭教師&ビジネスマンな野村。普段とは違うキリっとした姿を見せる野村と、彼を茶化しつつもねぎらいと感謝の言葉を向ける三姉妹の姿が、可笑しくも心温まる。ホント、この作品は作者特有の毒というか、生や性や肉体や激情といった人間の生々しさが抑えられていて、アットホームなものになっているよなあ。ファミリー誌、それも最も保守的なもののひとつであるライオリに自身の作品を適応させる、作者の...

かつての輝きはもはや見る影もなく、ただ残るのは編集部への失望のみ - 角川書店『4コマなのエース』2013年9月号 9 Aug 2013 | 09:19 am

この雑誌は名前から「4コマ」を取り除いた方がいい。今月号掲載の21作品のうち、自由コマ割りパートを含まない純粋な4コマ作品は7作品と、3分の1しかない。特に目を覆いたくなるのが、4コマ形式と自由コマ割り形式が同じ作品中に無秩序に用いられている様だ。4コマとは定型詩のようなものである。定型による制約は律動や技巧といった別の価値を生み出す。その価値を雑誌総体として最大限に生かしたものこそが4コマ誌と呼...

篤見唯子『スロウスタート』の志温さんがお姉ちゃんキャラすぎて - 『まんがタイムきらら』2013年9月号 9 Aug 2013 | 08:29 am

篤見唯子『スロウスタート』 花名の従姉妹の志温さんがお姉ちゃんキャラすぎてつらい。柔らかい言葉、優しい表情、家事の手慣れさ、花名ちゃん好きさ、そしてコマ枠からはみ出る豊満な胸。どれを取っても完璧なお姉ちゃんじゃないですかー! はぁ志温さんイイ……。最後にちょっとだけ黒さを見せてるのも意外性あってイイ……。ずっとついていきたい。

奥原まむ『スーパーな店員さん』はそろそろ連載で読みたい - 芳文社『まんがタイム』2013年9月号 9 Aug 2013 | 08:09 am

奥原まむ『スーパーな店員さん』 夏祭りみゆんさん。売上アップのために物と人をテキパキ手配するみゆんさんの表情が生き生きしていて楽しい。扉の浴衣姿も麗しゅうございます。大きく丸い瞳と大きな口の笑顔は少女漫画的でもあるように思う。『まんがタイムファミリー』でも受け入れられそうな感じ。そろそろ連載で読みたいなあ。

『てんしんらん漫!』は原作者自身のためにも今すぐ連載終了するべきである - 双葉社『まんがタウン』2013年9月号 7 Aug 2013 | 08:49 pm

そろそろ声を上げるべきだと感じたので。 向・柚原ペアの『てんしんらん漫!』、連載開始から半年が経つにも関わらず一向に面白くなる気配がなく、作り手側の能力を疑わざるを得ない状況になってきた。十人並みの女の子学園モノで他の作品との差異(=価値!)が見えない。仮に他の作品との差異が漫才という題材にあると言うのなら、今月号95ページ左の一本は明らかに悪手だ。この言葉はキャラの行動でもって読者の心に想起さ...

橘紫夕作品が単行本発売記念で二本立て - 竹書房『まんがくらぶ』2013年9月号 7 Aug 2013 | 08:15 pm

橘紫夕『ひよわーるど』『でかポメ』 7月に発売された両作品の単行本を記念して二本立て。『でかポメ』は宗次郎が新しい動物病院に行くお話。新しい先生に触られるのを嫌がる宗次郎を飼い主が「ちゅう」でご機嫌取りする光景がシュールで笑いを誘う。診察を受けている最中の宗次郎の嫌々そうな表情も味わいがあって可笑しい。 『でかポメ』は完結巻である4巻が8月27日に発売予定。また、作者は8月16日に大阪・難波で...

『マチ姉さんの妄想アワー』は紛れもない安堂友子ワールド - 芳文社『まんがホーム』2013年9月号 7 Aug 2013 | 07:47 pm

安堂友子『マチ姉さんの妄想アワー』 ゲスト。貧乏一家の姉が弟の子守に聞かせるおとぎ話は、どこかで聞いたことがあるようで、どこかちょっとズレている。裸の王様がムキムキボディを晒して女性からモテたり、木と藁で家を作る子豚たちの風景に箸とキャベツとトンカツを見出したりと、これでもかという強度で読者に襲いかかる安堂友子ワールド。それは、読者が想定するおとぎ話の期待に添いながらもわずかに外すという笑いの基...

甘党『ふわふわパティスリー』は五者五様にキャラが立っている ― 芳文社『まんがタイムきららキャラット』2013年9月号 28 Jul 2013 | 12:07 pm

甘党『ふわふわパティスリー』 再登場ゲスト。夏のさっぱり新スイーツ。職人気質なパティシエールのれもんさんを中心にみんなでワイワイと新スイーツを考える様が楽しい。れもんが突っ走り、菫がボケて、すぐりがツッコみ、なつが場をかき回して、苺が仕切る。役割がキッチリ分かれており、五者五様に分かりやすくキャラが立っていて面白可笑しい。加えて、端正な描線の可愛らしい絵柄と豊かな表情のキャラが読んでいて非常に心...

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