Ocnk - furansudo.ocnk.net - ふらんす堂オンラインショップ

Latest News:

岩井善子句集『春炉』(はるろ) 26 Aug 2013 | 07:42 am

[在庫僅か]と表示される商品はお手数ですが、在庫をお問合せいただきご購入下さい。「在庫あり」と表示されていても品切れの場合がございます。 ◆第一句集 十八年間の俳句生活のまとめであり、次のステージの踏み台でもあります。 (あとがきより) ◆自選十句 餅花の枝剪りにゆく雪の中 鮓にして鮎にとどまる水の色 一灯に浮みて涼しおん姿 公園を抜けてゆきたる白日傘 八月の炎に立てる仏たち ...

染谷秀雄句集『灌流』(かんりゅう) 22 Aug 2013 | 09:00 am

◆第二句集 『灌流』の俳句は、感性をのせながら対象にまっしぐらにつき進んで、もののあり様を射止めたものだ。そこには一片の虚構もない純粋な感性の世界がある。直進する感動の世界とは現場に立ってこそ得られるものなのである。 (帯より 斎藤夏風) ◆自選十五句より 荒鋤の田や隅々の薄氷 馬追の髭の揺らぎし火影かな 磨かれて百間廊下寒の内 尾瀬沼に響きてふたつ鳰の笛 広々と家居ふたりや豆を撒...

小泉洋一句集『あらっ』(あらっ) 22 Aug 2013 | 09:00 am

◆第二句集 この句集は『夏座敷』に続く私の第二句集である。 句集名「あらっ」は、 数へではあら六十や明けの春 からとった。たいした句ではないが、その時の心持ちが素直に詠めたことがうれしかった。 (あとがきより) * [こいずみ・よういち(1949〜)「花鳥来」会員 「惜春」会員 「ホトトギス」同人] 装丁:和兎 A6判ペーパーバックスタイル 96頁 2013.08.11刊行

片桐英彦詩集『四丁目の小さなクリニック』(よんちょうめのちいさなくりにっく) 21 Aug 2013 | 06:07 am

◆収録作品より できるだけくわしく できるだけゆっくり 話を聴く それが基本だ 患者さんが多い時にはなかなか難しいが 話を聴くことで薬を減らすこともできる 話は長くても良いが 薬は少ないほど良い えんえんと話を聴いても 一円のお金にもならないが お互いに通じるものはある 今までの悩みを話して うるうると涙が出たら 悩みが解決したわけではないのに 霧が晴れたような笑顔も...

『津川絵理子作品集I』(つがわえりこさくひんしゅう1) 21 Aug 2013 | 06:07 am

◆ シリーズ ふらんす堂文庫 『和音』(第30回俳人協会新人賞受賞) 『はじまりの樹』(第1回星野立子賞・第4回田中裕明賞受賞) を全句収録して一冊に。 初句索引・季語別索引付 ポケット愛蔵版 ハンディでどこにでも持って行けます。 『和音』より うつすらと空気をふくみ種袋 雛このさらはれさうな軽さかな 腕の中百合ひらきくる気配あり 伯林と書けば遠しや鴎外忌 見えさうな金木犀の...

坂本茉莉句集『滑走路』(かっそうろ) 20 Aug 2013 | 05:43 am

◆精鋭俳句叢書 serie de la fleur 空港の夜長の足を組みなほす 『滑走路』はまた未来へ飛び立つ通路でもある。茉莉さんにはまだまだ豊かな春秋がある。自分の信じる道に向かって大きく羽ばたいていただきたい。 (序より 村上喜代子) ◆自選十五句より 朴の花眼下に川の蛇行せり どこまでも夏野でありぬ地雷原 壜に飼ふ闘魚一匹づつの闇 政争の尽きざる国の銀河かな 空港の夜長の...

前田攝子句集『晴好』(せいこう) 19 Aug 2013 | 07:38 am

◆精鋭俳句叢書 Serie de Blanc 3 清明の山にたましひあづけ来し 掉尾の一句である。還るべきは「清明の山」と覚悟を決め、今、作者は近江に呼吸を合わせて生きている。見るべきものを見るべく、「たましひ」はいつも豊饒なる近江とともにある。 (栞より 井上弘美) ◆自選十五句より 虫売に風の出てくる日暮かな みづぎはの砂の往き来や蘆の角 小鳥来る羯諦羯諦唱ふれば 夕しぐれ大き...

菅家瑞正句集『遠望』(えんぼう) 12 Aug 2013 | 05:54 am

◆第二句集 故山会津への篤き思いが詩心のひらめきとなり、詩情の源となる。また望郷の念は季語との出会いを果たして挨拶の心となる。 本書は産土への思いを深く蔵しつつ、韻文表現に徹した存問の一書である。 (帯より:藤本美和子) ◆自選十五句より 水餅に然るべき手を入れにけり 田の神は丸石一つほととぎす お天道さまと泰山木の花 余り苗余りすぎてはをらぬかと 透き通るものみな寒に入りにけり...

星野繭句集『木の家』(きのいえ) 2 Aug 2013 | 06:07 am

◆第一句集 海鼠飼ふ体のなかの暗き海 よき娘、よき妻、よき母、よき嫁である繭さんを、俳句へとかりたてていったものの正体である。繭さんのうちにある暗き熱情は、俳句を通してほとばしりでてきた。 『木の家』は、そのほとばしる激しきものをすべて包みこんでいる。 (序より 武藤紀子) ◆自選十二句より 春潮や父への手紙ただ一度 息白し杉を磨くに滝の砂 春雷や一寸ほどの湖のえび 探梅や月あるう...

山口昭男句集『讀本』(とくほん) 31 Jul 2013 | 06:22 am

◆<みづいろの窓>藤田哲史書評―『讀本』評 ◆関悦史さん「閑中俳句日記(別館)」にて讀本が取り上げられています。 ◆第二句集 じやがいもの咲いて讀本文字大き 讀本という言葉が生きています。これが教科書ではつまらない。作者は職業がら、戦前の讀本を見る機会もあるのでしょう。明治から終戦まで、時代により国定教科書も変遷しました。いちばんはじめに習った言葉で生まれた時期がわかるとも言います。 (...

Related Keywords:

Empty, cosmos, コーチ, mtg 通販, ギャザ, ail, psp 修理, ocnk, bassart outlet

Recently parsed news:

Recent searches: